長年の夢が叶いそうです
すこし・・・いや、かなり触手が動いております。
思い起こせば十ン年前、私が初めてコンピューターに触れた時、それはまだ高校生の頃でした。
今ほどパソコンが一般家庭に浸透していなくて、まだまだ特殊なモノとしての認識が高く、仕事で必要だったりパソコンが趣味の方で無いと所持していることが稀だった気がします。
その頃の私は、全く文系人間もいいところで、友人の持っているパソコンを少しだけ触ってみてはひどく感心していたものでした。
そんな私が・・・
何を間違った(・・・まぁ、バイト代が良かったからなんですけれどね(^^ゞ)か、大学の頃ソフトハウスでのバイトをやり始めたのです。
今から思うと、そのタダのバイトとして気軽に始めた事ながら(そのうち自分の仕事になっていくのですが)今まで全く解らなかったコンピューターの世界を少しずつ知る度に、その奥深さと難しさをヒシヒシと感じる毎日だった気がします。
プログラマーとして働いているときは、NECの98シリーズか、AT互換機(DOS/Vマシン)でしか仕事をすることが無かったのですが、当時、私にとってMacというものは超高嶺の花もいいとこのマシーンでした。
私の周りにMacを持っている方は何人かいらして、その方々は口を揃えてMacの良さを教えて下さったのですが、(なんだか本当にMacを愛しているのが良く解って・・・*1新興宗教の勧誘の様だったので私は"Mac教の信者"(笑)と呼んでいたのですが)・・・いくら薦めて下さっても、それが欲しくとも・・・私のバイト代ではとても買えない値段でした。
当時私がカッコイイなと思ってた(コレは純然たるアップル社の製品でなくスティーブ・ジョブズ氏のものですが・・・)、『NeXT cube』にしても、システムで200万って、どーいう訳だぁ?(このマシンのOS、NeXTstepが今のMacOSの前身なんですよね。)
スティーブ・ジョブズ氏・・・。この本を読んでる限りは非常にワンマンワガママさんの様です。
スティーブ・ジョブズ―パーソナル・コンピュータを創った男〈上〉
- 作者: ジェフリー・S.ヤング,日暮雅通
- 出版社/メーカー: JICC出版局
- 発売日: 1989/08
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(この本はかなり古いのでもう書店では手に入りません。図書館で探してみてください。彼のワンマンさが笑えます)
(表紙が表示されませんでしたので、蔵書の表紙をアップします)
そしてそのままバイト先に就職した為、パソコンは趣味というより仕事になってしまい、PC-9801とMS-DOS、そしてWindows漬けの毎日でした。
そうなると、お金の問題だけでなくますますMacとは遠ざかる事に・・・。
でも、気になる存在である事は変わりなく、モトローラの「680x0系」のチップを載んでいた頃の『Quadra』シリーズや、その後のIBMとの「PowerPC」を載んだ『Pawer Mac G3』(このシリーズ最終版のG5はカッコよかった!!)は欲しいと思ったりしました。
でも、巷では流行ったのですが、iMacは(特に初代)あまり好きではありませんでしたけど・・・。
あと、まだそんなに前では無いのですが、久々の失敗だと言われている『Pawer Mac G4 Cube』は凄く好きなのですがね・・・(私の好きなモノはあまり一般受けしない・・・マニアックだと言われてます。何故だ!)
その辺りの懐かしい記事が、今号で廃刊になる月刊 ASCII 8月号に載ってます。
月刊 ASCII (アスキー) 2006年 08月号 [雑誌]
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これでパソコン黎明期からの雑誌がまた一つ、長かった使命を終えて消えてゆくのですが・・・とても残念です。ぜひ、この号だけでも購入を勧めます。
確かまだバックナンバーの取寄せ出来たかと思いますので。
暫くして、ソフトハウスの仕事を辞めて転職してからは、少しコンピューターの世界から遠ざかり、その間はひたすら本と格闘する日々でした。
気にはなりながらも、自宅ではあまりコンピューターを触る事も無く、仕事場でもインターネットを見るか、書類を作成したりする位でした。
なので、今は安いWindowsマシンを使用しているのですが・・・。
今回のこの『MacBook』の発表は・・・私に買えと言ってるのかも知れないと思ったりしてます。
こんな本も確認したりして・・・。
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きっと、ずーーっとMacユーザーの方にしたら、
こんなモノはMacでは無い!
intelチップ積んだ時点で違うパソコンになってしまったのだ・・・って思われるでしょうね。
でも、ずっと憧れていた私としては、この時を待っていたのですよ!
私の様な隠れキリシタンならぬ隠れMacファンには、きっと福音になることだと思います。
しかし、一体どこからお金を工面するか・・・それが当面の大問題です(-_-;)