ごめんよ、お嬢ちゃん

春休みの忙しさからは一段落なのでしょうか?今日が入学式という学校が多いらしく、ここ最近の”どこを見ても子供のお客様”という状態からは、少し落ち着いた感があった気がします。

しかし、まだお子様客大盛況たった先日のこと、年の頃は小学校中学年ぐらいの女の子がレジにいたバイトさんに向かって

「おねえちゃんといっしょ」

という本を訪ねてきたらしいのです。

彼女はその本がコミックであることを確認後、書店用サイトでインターネット検索をかけました。

すると一冊の本が検索にヒットしたので、
「こちらでしょうか?」
と笑顔で対応したら・・・。




女の子が固まっていました。
ふと、画面を見ると表紙が画面に表示されていて、そこには裸の女の人がパンツを持って・・・。



その光景を横目で見ていた私は
「こっ、これじゃあ無いよね〜」
といってその画面を即座に別の画面に切り替えました。


それで、女の子も正気に戻ったのか、
「違う、みなと鈴さんが書いてる」
と教えてくれたので、再び作家さんで検索をかけてみると・・・

「おねいちゃんといっしょ」 みなと鈴 著

が出てきてくれたので、女の子に確かめた後、店頭を探してみるとそのコミックは棚にあったので、無事購入という運びになりました。



はぁ、「おねちゃん」と「おねちゃん」は一文字違いだし、本来なら「おねえちゃん」が正しい日本語だと思ってついそんな風にバイトさんは入力したのだと思うけれど、はっきりって、これは間違うよ!


日常的に似たような題名で苦しむ事は多々あるのですが、今回は二つの作品のあまりのジャンルの違いに、しかも子供相手にエロマンガの表紙を見せてしまった事に、少しばかり、いやかなり動揺してしまった出来事でした。


ごめんよ、お嬢ちゃん、もうこの作品は覚えたからね!