へんなPOP

あと一週間で改装です。
ひたすら毎日返品を繰り返す日々が続いております。
何だか売場が貧弱になっていくのを見ていると、ちょっと寂しくなってしまう今日この頃です。



さて、今回は、売場改装にあたってのPOPのお話です。


先日、改装のために2日間店を閉鎖するという事で、百貨店に共通の書式にて案内POPを作ってもらったのは良いのですが、その内容が・・・。

「書籍売場は○○日をもって休止いたします」

と書かれているのです。もちろん、その文章の少し後ろに小さめの文字で○○日リニューアルオープンとは書いてあるのですが、そこまで見てくれる人は少ない。

このPOPをレジ前他に掲げているのですが、ぱっと目に入った
「書籍売場は○○日をもって休止いたします」
の言葉に反応して
「この売場無くなるのですか?」
と何度聞かれた事か!

その度に否定と改装、そしてリニューアルオープンの案内をしなければならなくなり、本来そういう説明を省く為に作られたPOPがその役目を果たしていないのみならず、かえっていらぬ誤解を生むことに(>_<)

文章の変更を百貨店側に求めたのですが、聞き入れては頂けず、結局、この中途半端なまま野放しにするしかない現在です。

POPは正しい情報を簡潔に分かりやすく書く。
この問題文も「〜もって〜」の部分を変えればもう少しニュアンスが変わると思うのですが・・・。
しかし、ほんの一つの言葉を入れた、ただそれだけの事なのに、感じ方が変わってくるとは、日本語とはホント難しいモノと再認識した次第です。