パソコンと私 その1

今日は、本来なら前回の続きを書く予定なのですが、それは次回にまわして、今回は私とパソコンとの関わりについて書きたいと思います。今日はその1回目という事で。



書店に勤める以前、ちっちゃなソフトハウスプログラマーとして働いていた時期があり、折りしも時代はNEC PC9801の全盛期で、当時わたしの愛機も98でした。
まだ、WINDOWSなんて影も形もない(影はあったか、WINNDOWS 3.1・・・皆さんご存知?)時代、MS-DOS(ああ、歳がバレる)にてコマンドを打ちながら、システムを5インチフロッピーに保存して、お客様の元へ伺ったものです。


その頃のお客様で、印象に残っている事の一つに、今ではテレビコマーシャルを流す程になった会社があります。
その会社は、女性の社長で、かなり歳の離れた外国の方を旦那様にされていて、主にシステムの話はその旦那様と話をしていたのですが、一度だけ社長室(かどうだったかはあまり思い出せない)でお話をさせて頂く機会がありました。


私にとって、初めて真直に見る女社長さんという事もあり、凄く衝撃を受けたのを覚えています。
彼女はだしか当時50歳前後だったと思うのですが、私にはどうみても三十代後半か四十台頭ぐらいにしか見えない程若々しかったのです。

その時「今幾ら貰っているのか」「その倍出すからうちへ来ないか」とか物凄い迫力でおっしゃり、かなり驚いた事を覚えています(もちろん丁重に断りました。ちょっと怖かった)。
その後、しばらく世間話をしたのですが(内容はあまりおぼえてません。ただ、仕事は本当にやりたい仕事をし無ければ駄目だ!みたいな事を話したような・・・)話していても、自信に満ち溢れていて、こちらがそのパワーにずっと圧倒されていた様な気がします。


あの時、もし転職していたら、今の自分はどうなっていたのかな?って、さっきその会社のコマーシャルが流れた時、ふとそう思いました。


あの社長、今どうされてるんでしょう。