自信と自覚を!

最近、作家本人だけでなく、その作品に関わってる人物が逮捕されるという事件が多く見受けられます。

もちろん犯罪の凶悪性や社会の影響力等を考慮して、逮捕された関係者が関わった作品自体を店頭に置き続けるのか否かの判断を行うのですが、その判断基準も非常に難しいのが実情です。



今回、「DEATH NOTE」の作画担当者である小畑健氏の逮捕を受けて、我が売場でも一体どうするのかの話が出ましたが、この事件の現在の状況では、まだ起訴もされておらず逮捕に至った罪の凶悪性等の面からみても、暫く静観することになりました。

もちろん、これからの取調べ等で、今回の逮捕された罪以外のことが出て来た場合はその時点で再度考え直さなければなりませんが・・・。





先日、ある原作つきの映画を撮った映画監督が、覚醒剤所持で逮捕された場合でも映画は公開されましたが、「東京タワー」のドラマ化に出演していた極楽トンボの山本氏の件では最初お蔵入りとの情報が・・・(結局別の方でそのシーンのみ取り直しになったようです)。


作品には罪が無いのにそんな形で、世に出なかったりすることは、非常に悲しい事です。
とてもよい作品がその事で悪目立ちしてしまうと・・・なんだかやりきれなく感じます。



願わくば、本の執筆だけじゃなく製作に携わる全ての人が、大勢の人に対して影響力のある仕事をしているという自覚を持って頂けたらと思います。


でないと、本屋はそれに振り回されて大変ですよ(-"-)