冥王星の命運
ここ最近、事件続きだったので売場に行くのが少し怖かったのですが、今日は平穏無事に終わりました。
そんなことはさておき、先程、国際天文学連合が正式に「冥王星」を太陽系惑星から除外する案を採択したそうです。
なんだか、どうも釈然としません。
だって、初めは増える方向だったのですよね?
なのに、いきなり減るって・・・。
確かに技術の進歩によって、ドンドン太陽系の果ては広がり、それによって惑星が増えていく可能性も十分に考えられるってことは、初めから解っていた事です。
それを全て惑星として認定していたら物凄い数の惑星になってしまうということもわかります。
でも、いきなり基準を決めて、それに当てはまらないってことで、冥王星を惑星からはずすってことは、どうも納得がいきません。
(まあ、理由はそれだけではありませんでしたが・・・)
最終的には外れるとしても、狭い天文学者だけの意見で決めてしまうということにも疑問を感じてしまいます。
いくら一番最近に発見されたとはいえ、もうそれを題材とした書物や音楽というれっきとした文化が存在するのですから。
しかし、アメリカのように自国の科学者が発見した惑星に拘って反対するって言う事も何か違うような気がします。
天体がこんな風にただの憧れや希望・・・などから遠く離れた場所で議論されるのは非常に悲しい事です。
まぁ、冥王星が「惑星」であろうとなかろうと、そこにある事は変わらない、ただ、人間の勝手な枠組みの話なのですよね。
「惑星」としての冥王星の命運は尽きましたが、しかし、天体としては「存在し続けている」その事実が全てなのでしょう。