接客の難しさ

ここ数日日記をお休みしていたのは、ちょっとへこむ事が仕事場であったからなのです。

先週のある日、いつもの如く本を書棚に入れていたのです。
確かに、2月3日の棚卸の為にストックを無くす様、いつもより入念に本のセレクトをあーでもないこーでもないと抜いたり入れたり、ながーくその場で奮闘してはいました。その横にお客様がいらっしゃったのも知っていましたし、そこの場所には行かないように気を付けてはいました。

が、どうやらその私の納品のやり方が横にいらしたお客様の気に障ったらしく「ここで本を読むなということなのか、気分が悪い!」と結構きつくおっしゃって怒って帰っていかれました。

ショック・・・。
私的には、立ち読みしているお客様に対してあてつけがましくしているつもりは全く無くて、ひたすら返品の本を選択していただけだったので、言われた事はもちろんいわれた内容にも私の想像していなかった事だけに、非常にびっくりしてしまいました。

今から思えば、その返品のセレクトに没頭していたのがいけなかったのかなとは思うのですが、今まで同じように納品をしてきたので、私の仕事のやり方を全否定されたようで、かなり落ち込みました。その日は、怖くて(いまでもまだ怖い)お客様のいる棚前には行けずにいました。

同じことをしてもその受ける相手によって反応が違うということは、長く接客業に携わって来て良く分かっているつもりでしたが、今回のように直接お客様からクレームを言われるのは初めての体験なので、より実感させられる事柄でした。

長く接客を仕事としていますが、何年たっても慣れることは無く、一人一人全てお客様の満足を得るのは非常に難しい事ですが、今回のことはもちろん、これ以外でも出来る限り努力していかねばと思いました。


=後日談=

結局、そのお客様は、私の名前を聞いていかれ、名指しでクレームを店の方にいわれました。

うーん。キビシー(T_T)